2005-04-26 第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
ブースターフェーズでの迎撃の有効性が大きいだけに、後者は最低限可能とすべきというふうに思います。また、前者は高度の政策判断によりますけれども、大量破壊兵器が弾頭に載せられているという可能性が高ければ、これを可能とすべきというふうに私は思います。 とりわけ、今後、ミッドコース段階でのおとりそのほかの迎撃妨害システムというものが、かなり複雑化なおかつ進化してまいるというふうに思います。
ブースターフェーズでの迎撃の有効性が大きいだけに、後者は最低限可能とすべきというふうに思います。また、前者は高度の政策判断によりますけれども、大量破壊兵器が弾頭に載せられているという可能性が高ければ、これを可能とすべきというふうに私は思います。 とりわけ、今後、ミッドコース段階でのおとりそのほかの迎撃妨害システムというものが、かなり複雑化なおかつ進化してまいるというふうに思います。
それからもう一点、ブースターフェーズでの作戦を日本が失うことはこれは大きいんだ、今後、ブースター段階での作戦を保持するために、さまざまな技術開発、研究、これも必要だと思いますけれども、どの分野で、どの部門で日本として研究開発することが一番効果的なのか、その辺のところについてもお伺いいたしたいと思います。
アメリカの場合には、これだけというふうに限ったわけではありませんで、陸上配備型、洋上配備型、あるいはブースターフェーズ、ミッドコースあるいはファイナルコース、どの時点でどのようなもので落とすか、そして撃ち漏らしたものを最後まできちんと全部落とせるかというようないろいろな研究を多岐にわたってやっておるわけで、技術的に可能かどうかというのが今の段階だと思います。
なぜこの発言をしたかといいますと、首脳会談に臨む前に国防省のBMD局でミサイル防衛構想の概略の説明を受けまして、将来に対して、米国には、いわゆる三段階、ブースターフェーズ、ミッドコース、ターミナルフェーズという三段階で直撃によるミサイルを落とす、非常にミサイルの種類がふえたということで、特にブースターフェーズ段階の直接レーザー光線等も検討した対処を考えております。
そのミサイルディフェンスの中に、ブースターフェーズという発射直後、それからミッドコースという高層段階、そして落ちてくるターミナルフェーズという三つの段階にしておりまして、米国としてはターミナルフェーズの研究を今やっておりました。